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興行通信社によります、11月第4週国内週末興行成績(動員集計) です。
1.ALWAYS 続・三丁目の夕日
2.恋空
3.バイオハザードIII
4.ボーン・アルティメイタム
5.ミッドナイトイーグル
6.クローズ ZERO
7.映画 YES!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!
8.ソウ4
9.ナンバー23
10.マイティ・ハート/愛と絆
「ミッドナイトイーグル」が予想を大幅に下回るスタート...どんだけ宣伝しても映画の内容が今ひとつだと、観客は騙されないんですね!RANKING
一方「ALWAYS 続・三丁目の夕日」がここに来て前週比微増、初の第1位に!!RANKING
遅ればせながら拝見させていただきましたが、前作で人物紹介ができている分、今回はそれぞれに見せ場があって大満足!そもそも本作は「大ヒットしたから作られた続篇」だったのでしょうが、結果的に前作が「この作品の為に作られた前篇」になってしまった、と言ったら言い過ぎ???来週末も第1位予想を宣言!!!
ペ・ヨンジュン主演ドラマ、ワールドカップ等映画以外のものが映画館で上映されることが珍しくなくなってきたこの頃。TOHOは9月の「TCAスペシャル2007」に引き続き、12月24日13時30分から日劇PLEX、日比谷スカラ座、お台場シネマメディアージュ、TOHOシネマズ六本木ヒルズ/梅田/なんば/名古屋ベイシティにて、花組トップ春野寿美礼のさよなら公演「宝塚歌劇 花組公演 東京宝塚劇場千秋楽」の特別中継を実施する、そうです。
今回驚いたのは、シネコンのみならずスクリーン数の少ない日劇PLEXや日比谷スカラ座と言った劇場で祝日の昼の興行をつぶして上映する、と言うこと。日劇PLEXは「椿三十郎」や「マリと子犬の物語」と言った自社作品なので調整しやすそうですが、スカラ座はソニー・ピクチャーズ「サーフズ・アップ」の2週目...でも、こっちの方が東宝自社作品より意外にすんなり調整できてたりして???RANKINGRANKING
上映劇場: シネカノン有楽町2丁目
オープニング土日祝興収: 37.5万円
「頭山」でアカデミー賞短編アニメーション部門にノミネートされた山村浩二監督の最新作。21分の短編+旧作の併映で1300円、モーニング+レイトショーのみと興行的には何重苦も抱えた作品ですが、それが結果に出ている?RANKING
せめて2週間限定/本作のみ1日20回興行/入場料300円、くらい観客に優しい興行にしないと...ディープな映画ファンでも、21分のアートなアニメを見に朝早くか夜遅くに劇場に足を運ぶ気力はなかなか出ません?
上映スクリーン数: 88
オープニング土日興収: 1455万円
ケイト・ベッキンセイル主演「アンダーワールド:エボリューション」対比33%。アメリカでは今年の4月に公開され初登場第4位、累計興収1900万ドル。日本ではシネパトス+数スクリーンでも良かったような気も...RANKING
先週末時点で「クローズ ZERO」が18.4億円、「恋空」が19.7億円の累計興収をあげ、映画部門が好調のTBS。しかしながら本業のテレビドラマの方は、先週の視聴率が「ハタチの恋人」6.6%、「3年B組金八先生」8.2%、「ジョシデカ!-女子刑事-」8.3%、「歌姫」9.2%と1ケタ台続出!!!これらのドラマ、裏に踊る大捜査線10周年記念や秋のトリック祭りと言った連ドラ映画をぶつけられたのも低調の一因?RANKING
10月12日
金曜プレステージ「踊る大捜査線 THE MOVIE」19・4%
金曜ドラマ・歌姫 第1話 9・4%
10月19日
金曜プレステージ「交渉人 真下正義」 20・6%
金曜ドラマ・歌姫 第2話 7・5%
11月11日
日曜洋画劇場特別企画 秋のトリック祭り「トリック劇場版」 17・6%
日曜劇場・ハタチの恋人 第4話 7・3%
11月18日
日曜洋画劇場 秋のトリック祭り「トリック劇場版2」 19・6%
日曜劇場・ハタチの恋人 第5話 6・6%
連ドラでヒットしたものは映画になって、地上波で何度放送されても高視聴率、局の財産コンテンツに。一方でつぶされる連ドラも増加。格差はどんどん拡がっていきます。RANKING
興行通信社によります、11月第3週国内週末興行成績(動員集計) です。
1.恋空
2.ALWAYS 続・三丁目の夕日
3.バイオハザードIII
4.ボーン・アルティメイタム
5.映画 YES!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!
6.クローズ ZERO
7.ソウ4
8.ヘアスプレー
9.やじきた道中 てれすこ
10.象の背中
今回は1位~4位は正解でしたが、5位に「プリキュア5」が浮上...
オープニング土日興収は前作(最終興収35億円)対比256%だった「ALWAYS 続・三丁目の夕日」、16日間累計興収は199%までペースダウン。しかしながら今週第1位の「恋空」に対し、約2億円先を走っています。RANKINGRANKING
圏外に落ちた「HERO」、なかなか80億円には到達しません...
■追記
BOX OFFICE MOJOのランキングを見ると「クローズ ZERO」が第5位で「映画 YES!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!」が第6位。動員順の興行通信社に対して、「プリキュア5」の方が単価が低いので、興収順だとそのまんま、でした。
上映スクリーン数: 309
オープニング土日興収: 3.25億円
「アイデンティティ」(最終興収15.7億円)対比124%、「スプレマシー」(同12.3億円)対比158%。日本ではシリーズ最高のオープニング。しかしながらライバルが多すぎて、初登場第4位。不運です。RANKING
ちなみに本作は、ユニバーサルが東宝東和に委託されて初の作品。まずは合格点?
上映スクリーン数: 174
オープニング土日興収: 4220万円
「ALWAYS 続・三丁目の夕日」対比7%。
先週の宮沢りえ主演「オリヲン座からの招待状」(初登場トップ10圏外)と言い、シニア客層は「ALWAYS 続・三丁目の夕日」にほとんど持って行かれた?公開タイミングは重要ですね...RANKING
上映スクリーン数: 137
オープニング土日興収: 1.7億円
前作「映画 ふたりはプリキュア Splash Star チクタク危機一髪!」(最終興収3億円)対比313%!
第1作は池袋サンシャインをメイン館にワーナー・マイカル・シネマズとティ・ジョイでの限定公開で最終興収8.5億円。第2作はその8ヵ月後に枠を取り払って約50スクリーン増やして公開したものの5.7億円にダウン。第3作は自然に(?)116スクリーンまで減って「デジモンセイバーズ」を併映したものの更に3億円にダウン...今回は11月とあえて休み時期を避けての公開、V字回復に成功?低空飛行中だった東映、これで若干浮上!?
ちなみに今回は映画化第5作ではなく、「Yes!プリキュア5」と言う新しいシリーズの映画化第1作らしいです。RANKING
興行通信社によります、11月第2週国内週末興行成績(動員集計) です。RANKINGRANKING
1.恋空
2.ALWAYS 続・三丁目の夕日
3.バイオハザードIII
4.ボーン・アルティメイタム
5.クローズ ZERO
6.映画 Yes!プリキュア5 鏡の国のミラクル大冒険!
7.やじきた道中 てれすこ
8.ヘアスプレー
9.象の背中
10.HERO
なんと僅差で「恋空」が2週目でNO1の座に。2週連続第2位「ALWAYS 続・三丁目の夕日」もそんなにダウンしていないのですが...「恋空」は前週対比90%!若い女性の方が口コミが効くのか??
初登場「ボーン・アルティメイタム」は「バイオハザードIII」に及ばず。結局第5位しか予想は当たりませんでした...
上映スクリーン数: 382
オープニング土日興収:5.5億円
前作(最終興収35億円)対比256%。
客層は男女比50:50、年代は40~50代で50%、と想定通り?公開前日に放映された前作の地上波放送も20・8%の高視聴率。しかしながら「バイオハザード」の勢いに今一歩及ばず...最終目標1000万人は無理としても、お正月を突っ走って最終的には「バイオハザード」に勝つ確率は高そうです。RANKING
上映スクリーン数: 287
オープニング土日興収: 4.76億円(今週じゃなかったら全然初登場1位の数字!!)
「クローズド・ノート」(11月4日現在興収9.1億円)対比273%。客層は男女比12:88、年齢は10代だけで78・2%と見事に集中。
初日舞台挨拶で主演の新垣結衣が瞳を潤ませ「みんな本当にありがとう!みんな大好きさー!」と笑顔を弾けさせた、これこそ主演女優の舞台挨拶のお手本!?不機嫌に「特にないです」「別に」と言っていると客足も退くのです。RANKING
上映スクリーン数: 330
オープニング土日興収:5.98億円
「II」(最終興収27億円)対比117%。
土曜日の「II」の地上波放映では、最後に「III」のオープニングシーンを数分流す大サービス。最終興収30億円突破で、シリーズ最高成績を残せるか??
ところで、主演のミラ・ジョボビッチ、日本での初日である3日第1子となる女児を出産した、そうです。タイミング良過ぎ!?RANKING
興行通信社によります、11月第1週国内週末興行成績(動員集計) です。RANKING
1.バイオハザードIII
2.ALWAYS 続・三丁目の夕日
3.恋空
4.クローズ ZERO
5.ヘアスプレー
6.象の背中
7.HERO
8.ブレイブ ワン
9.グッド・シェパード
10.スターダスト
予想以上に接戦を繰り広げました週末ボックスオフィス、結果は「バイオハザードIII」に軍配!邦画は(と言うか東宝作品は)観客が3本(4本?)に分散してしまった?RANKING
それにしてもトップ4作品の合計興収約20億円!これって「ポケモン」「西遊記」「ハリー・ポッター」の先行のあった7月第2週末や、「スパイダーマン3」/「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」のスタートした週末と同レベル。正月映画を前に、これが年内最後の盛り上がりにならないことを祈るばかりです!!!
今週末のボックスオフィス、邦洋大ヒット作の続編が公開。
オープニング土日興収2.15億円と爆発的ではなかったものの最終興収32億円に到達、日本アカデミー賞最優秀賞13部門受賞の「ALWAYS 三丁目の夕日」。
オープニング土日興収は5.1億円と爆発的だったものの、最終興収は27億円に着地した「バイオハザードII アポカリプス」。
「三丁目の夕日」は本日の金曜ロードショーで、「バイオハザード」1作目は10月28日の日曜洋画劇場で、2作目は明日3日土曜プレミアムで地上波放映。共に準備は万全?ここに前週1位の「クローズ ZERO」と1200万人が涙した「恋空」が加わりトップ4争いは久しぶりに熾烈になりそうです。と言うことで予想をRANKING
1.バイオハザードIII
2.ALWAYS 続・三丁目の夕日
3.クローズ ZERO
4.恋空
5.HERO
2007年は「大帝の剣」「包帯クラブ」と低迷中だった堤幸彦監督作品「自虐の詩」、土日興収4800万円で今週初登場第7位。引き続き低調。
同様に「龍が如く 劇場版」「スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ」で低迷中だった三池崇史監督作品「クローズ ZERO」、土日興収3.97億円で初登場第1位!!大きく差がつきました。 映画会社の調査によると「クローズ ZERO」の客層は、男女比43:57、年齢構成10代が半分以上。鑑賞動機は
『内容が面白そう』 27・0%
『小栗旬のファンだから』 17・8%
『原作コミックのファンだから』 17・3%
少年誌原作なのに女性の方が多い...恐るべし、小栗旬人気!(山田孝之のファンだからとか、上地雄輔のファンだからと言う選択肢は無かったのか???)RANKING
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