トップ10圏外 「ストレンヂア -無皇刃譚-」
上映スクリーン数: 68
オープニング土日興収: 1160万円
「銀色の髪のアギト」(最終興収1.5億円)対比50%。
この手のアニメは原作か監督に根強い人気がないと興行的には難しいのでしょうね...『長瀬智也声優初挑戦』が一番の売りでは全然足らない!?先月87スクリーンでオープニング土日2.8億円稼いだ「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」があるだけに、余計に厳しい結果に見えます...RANKING
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「らき☆すた」の記事のときにコメントをいただいてから考えて
いたのですが…
劇場用アニメを披露したい人たち(企画、プロデュース、制作
現場、配給それぞれ)は、どんな客層をターゲットに、何を
見せたいのか。またアニメ映画が好きな観客は、どういう作品
を見たいのか。両者にかなり開きがあるように思えます。
今年の公開作を振り返っても、製作側がアニメ映画を好きな
客層のニーズを反映させた作品は、かなり稀な気がします。
ドラえもんやポケモン等、児童ファミリー向けの例年ルーチン
ワーク物を除くと、ただ自分たちが作りたいと思った物をいつ
の間にか作り上げて「さぁ、見てくれ」と出しているのが、現状
のように見えるのです。
しかし、普段からTVなどでアニメを積極的に見ていない客層が
宮崎駿ブランドでもない限り、アニメ映画が何かしら公開され
ようと関心を寄せて見る気は中々起きないと思いますし、一方
アニメファンも、アニメーション映像で構成された映画であれば
何でもかんでも見たがる、というわけではありませんから…。
私見ですが、現在のアニメファンは昨今の、登場人物の容姿
や性格の愛らしい個性に注目する“萌えブーム”が示している
通り、SF系などに顕著な、独特の世界観で見せる作家性の
濃さとか真面目で辛気クサい感動系を売りにする物よりも、
身近な舞台で、第一印象で親しみを持てるような登場人物に
感情移入して、その悲喜交々な物語を楽しむスタイルの鑑賞を
したい人が多いように思えます。GWの「電撃文庫ムービー」
の成績も、それが要因の一つだと思います。
(エヴァにも“萌え”は含まれていますしw)
てきさすさんは、9月15日から池袋シネマサンシャイン他全国
7スクリーンで公開された東映アニメの「クラナド」の成績は
聞かれていますでしょうか?
好評を博した、恋愛ストーリーのTVゲームが原作なのですが、
「ベクシル」や「ストレンヂア」よりはこちらのほうがアニメファン
のニーズに応えている一本かも知れません。
製作側が興行面での成功を求めているのであれば、露骨な
“売れ線”狙いとまで行かなくとも、観客のニーズを考慮した
企画も立てたほうが良いと思います。
投稿: 恭黎 碧 | 2007年10月 8日 (月) 07:36
恭黎 碧さん、いつもありがとうございます。
最近アニメファンをターゲットにした作品って、何故か限定公開になることが多いような気がします。
「劇場版 CLANNAD -クラナド」のオープニング土日動員/興収はメイン館の池袋シネマサンシャインが4042名/595万円。「電撃文庫ムービーフェスティバル」対比94%。これを全国100スクリーンで上映したらどのくらいの興収になるのかはちょっと興味があります。
これからも宜しくお願いします。
投稿: てきさす | 2007年10月16日 (火) 22:48