「PROMISE」韓流で(?)急降下
「PROMISE」オープニング土日興収は1.2億円。「HERO」(最終興収40億円)対比19%。チャン・ドンゴン「ブラザーフッド」(同15億円)対比62%。真田広之「亡国のイージス」(同21億円)対比42%。チェン・カイコーは前作が「北京バイオリン」その前が「キリング・ミー・ソフトリー」「始皇帝暗殺」「花の影」「さらば、わが愛/覇王別姫」「人生は琴の弦のように」...とあまり参考にならない...どっちにしてもかなり低調なスタートでした。
「HERO」公開時は、アジア版「マトリックス」的なアクション面が幅広い年齢層に受けたような印象でしたが、今回は真田広之とチャン・ドンゴンの競演ばかり話題になり、作品自体の持つ「カンフー・ハッスル」並みの「ありえねー」面白さがほとんど伝わらなかった気がします。韓流がかえって観客の幅を狭めた?チャン・ドンゴンじゃなくジェット・リーだったら、作品を送る側も迷うことなく「ありえなさ」を楽しんでくれる層に向けて宣伝できたのでは...という結果論でした。
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コメント
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なるほどー、鋭いご指摘。「ありえねー」って、いいキャッチでしたが、確かにプロミスもそういう感じかも・・
ちなみに、ジェットリーと真田広之のマーシャルアーツ映画ってできたらすごいと思いません?見てみたいです。
投稿: michi | 2006年2月14日 (火) 07:47
michiさん、いつもコメントありがとうございます。「ありえねー」って言うコピーは「カンフー・ハッスル」の宣伝で使われていたものなので、念のため。チャン・ドンゴン→チャウ・シンチー、チェン・カイコー→チャウ・シンチーだったら良かったかも。
真田さんJAC出身ですからね。ジェット・リーは今回「SPILIT」で中村獅堂と競演しているので、真田広之との顔合わせも案外すぐ実現するかもしれませんよね。
投稿: てきさす | 2006年2月17日 (金) 20:20