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歴代東映作品に見る興収と配収の話

以前コメントで書いたことがある興収と配収の話。ご存知の方も多いと思いますが、一度整理しておきたいと思います。
作品の興行成績は現在興行収入で発表されていますが、1999年度までは配給収入で発表されていました。そもそもこの商売、作品の権利を持つ配給会社が劇場を持つ興行会社に作品をレンタルして、入場料の一定歩合をレンタル料として支払ってもらうシステム。入場料の合計が興行収入(=興収)でそのうち配給会社に支払われる額が配給収入(=配収)と言うことになります。
今回「男たちの大和」の大ヒットに併せて(?)東映配給興行成績上位作品が興収値で発表されていました。これまで発表されていた配収値をカッコ内で併記します。

 1)天と地と(90)                           91.8億円(50.5億円)
 2)探偵物語/時をかける少女(83) 50.9億円(28億円)
 3)里見八犬伝(83)           42.1億円(23.1億円)
 4)セーラー服と機関銃(81)            41.8億円(23億円)
 5)失楽園(97)                             41.8億円(23億円)
 6)人間の証明(77)                       41.2億円(22.5億円)
 7)魔女の宅急便(89)                   40.7億円(21.5億円)
 8)野性の証明(78)                      39.6億円(21.5億円)
 9)さらば宇宙戦艦ヤマト(78)          38.5億円(21億円)
10)鉄道員(ぽっぽや)(99)              37.2億円(20.5億円)

こうやって見ると東映の場合、大ヒット作品の配収は興収の55%前後ということになります。
それにしても東映って21世紀に入って大ヒット作なかったんですね...これが東宝だと「千と千尋の神隠し」「ハウルの動く城」「もののけ姫」「踊る大捜査線2」と全部今世紀に公開された作品。(更に興収が一桁違う...)最近の東宝の好調振りがまたまた浮き彫りになる結果に。

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コメント

 てきますさんだったけ?
 ぼくのおすすめの映画は、キング・コングです!   
感動しました! みなさんも、見え下さいね!!! \(^。^)/

TBありがとうございます。
東映と松竹は最近元気がないですね。まさに東宝の一人勝ちといった印象を受けます。
『男たちの大和/YAMATO』は大ヒットですが、製作費もかなりなものなので結果的にはトントンに終わりそうな予感もします。

月夜野さん
コメントありがとうございます。映画館でお仕事されているんですか?
日本映画のシェアが高まり洋画会社が邦画製作に参入することで、東映/松竹も刺激を受け邦画製作が活発になり、東宝の一人勝ちを止めるというのが理想的な市場競争の姿なのではと思います。
これからも宜しくお願いします。

この記事へのコメントは終了しました。

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