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2005年11月

「イントゥ・ザ・サン」・日本育ちのアメリカ人

intothesun 1988年「刑事ニコ/法の死角」で華々しく(?)デビューして以来、1993年に日本で公開された「沈黙の戦艦」(配収5.5億円)を頂点に「沈黙の要塞」「暴走特急」「グリマーマン」と主演作が全部日本で劇場公開されてきました、日本育ちのアメリカ人/スティーブン・セガール。2001年公開「DENGEKI」(興収2億円)を境にハリウッドメジャースタジオから離れ(?)、以降の作品は制作国もドイツ、ポーランド、香港、アルゼンチンと多岐に渡り、日本でも「奪還 アルカトラズ」「沈黙の聖戦」「沈黙の標的」「撃鉄 ワルシャワの標的」「ICHIGEKI 一撃」と単館公開が続きました。
先週末久しぶりに全国90スクリーンで公開されました「イントゥ・ザ・サン」。日本が舞台と言うこともあり土日興収は1900万円。同日初日の「炎のゴブレット」の1%。最近で近い数字は10月公開「蝋人形の館」(興収1億円)の83%。もはや数字になりませんね。1951年生まれの54歳。アクションスタートしての年齢の限界なのか、それ以前の問題なのか???

「ハリー・ポッター」日本では緩やかに下降

先週末より公開の始まりました「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」。オープニング2日間興収13.3億円。「アズカバンの囚人」(135億円)91%、「ハウルの動く城」(200億円)89%。アメリカではシリーズ最高のオープニングでしたが、日本では残念ながらシリーズ最下位のスタートとなりました。それでもシリーズ全作興収100億以上が見込める作品ってないですけどね。
アメリカの2週目の週末3日間成績は5490万ドル、前週対比46%減で累計2億ドルを突破。これまた落ちが激しいと見るか、健闘していると見るか?日米ともに12月16・17日にキング・コングが出てくるまでにごっそり稼がないとって感じでしょうか?

「エルフ」ようやく日本で

elf 2003年に全米で公開され1億7100万ドル稼いだ「エルフ」がようやく12月DVD化。と思いきやその前にWOWOWで放映。さすがにこの扱いは寂しいものがあります。これにてここ数年全米ボックスオフィスで1億ドル超えた作品は全部日本でDVD化決定したことにはなりますが...
アメリカでは本作でブレイクしたウィル・フェレル。しかしながらニコール・キッドマンと共演した「奥様は魔女」以外は出演している作品のほとんどが日本劇場未公開。「ペナルティ・パパ」05年5200万ドル、「スタスキー&ハッチ」04年8800万ドル、「俺たちニュースキャスター」04年8500万ドル、「アダルト♂スクール」03年7500万ドルとアメリカではそこそこヒットしているのですが...
同じように日米格差の大きな俳優のアダム・サンドラー。こちらは対照的に最新作の「ロンゲスト・ヤード」を除いては「50回目のファースト・キス」「NY式ハッピー・セラピー」「MR.ディーズ」「パンチドランク・ラブ」と日本ではヒットしていないにもかかわらず、意外にほとんどの作品が劇場公開されています。
何にせよアメリカ製コメディが日本でももう少し普及するよう両者ともがんばって欲しいものです。

豪華俳優陣「大停電の夜に」

teiden 「大停電の夜に」、オープニング週末興収は5300万円。「三丁目の夕日」の25%、「この胸いっぱいの愛を」の37%、「同じ月を見ている」190%。クリスマスもので豪華俳優陣だったのでもうちょっといくかなあと思いましたが意外に地味な出足。音楽もいいし季節商品としてもいけてるのですが...日本映画は東宝配給じゃないとヒットしない?と本気で思うこの頃...
来年豪華キャストの「THE有頂天ホテル」が公開になります。こちらは三谷幸喜作品、東宝配給。大ヒットは間違いない?

「同じ月を見ている」と「鳶がクルリと」の共通点

onajitsuki 「同じ月を見ている」オープニング週末興収は2800万円。例の「鳶がクルリと」ほどではありませんが、予想通りの厳しいスタートとなりました。窪塚は「魔界転生」(最終興収6.4億円)以来かなと思って調べたら「鳶がクルリと」に友情出演!もう後がない!?
東映さんは今回の正月は「男たちの大和」「ふたりはプリキュア」で某○宝の「あらしのよるに」「ムシキング」「ブラックジャック」より期待がかかっているだけにここは早く立ち直ってがんばって欲しいです。

「ハリーポッターと炎のゴブレット」日米で公開始まる

HP4 11月19日に先行上映されました「ハリーポッターと炎のゴブレット」。興収3.7億円、「アズカバンの囚人」の90%でした。18日より公開の始まった全米ボックスオフィスでは3日間で1億ドル。シリーズ最高のオープニング。「賢者の石」(最終興収3億1700万ドル)の112%、「秘密の部屋」(同2億6200万ドル)115%、「アズカバンの囚人」(同2億5000万ドル)の108%。第1作は別格とすると今回は最終2億8000万ドル前後?
日本では前作135億円の90%で最終興収120億円?作品はアクションが多くなってシリーズ中一番面白いと言う評判なので、アメリカ並みに上昇して欲しいものです。

ヨン様、地方巡業

TOHOシネマズ高槻で10月22日~28日の1週間の予定でヨン様の手形を展示したところ、連日1000人を超える来場者があったため11月4日まで期間を延長したそうです。地方のシネコンだと平日の入場者総数は1000人もいかないので、これは凄い効果。せっかくなんだから劇場内に展示して「四月の雪」鑑賞者しか見ることができないようにすれば売上げアップに大きく貢献したのでは??下手な舞台挨拶よりずっと集客力ありそう!
現在は18日までTOHOシネマズ水戸内原で公開中。この後も手形の地方興行は続くのでしょうか?RANKING

秋に泣ける「三丁目の夕日」と「私の頭の中の消しゴム」

出足いまひとつの新作群に比べてますます好調な「三丁目の夕日」と「私の頭の中の消しゴム」。「三丁目」は2週目土日2日間興収が前週対比103%と上昇。また「消しゴム」は23日間の累計興収が18.5億円と「四月の雪」の23日間累計の89%まで追い上げています。更にそれぞれの第4週目週末2日間の興収を比較すると、「四月の雪」が9200万円だったのに対して「消しゴム」1億8900万円とまだまだ倍以上のパワー。不調の「Takeshi's」を打ち切って続映決定の模様。韓国映画興収NO1の座はまず間違いなさそうです。
「秋は泣ける映画が強いから」と言う意見を聞きますが、それなら「イン・ハー・シューズ」ももう少しヒットしてもいいと思うのですが...

「イン・ハー・シューズ」は泣けるのだけど...

先週末ボックスオフィスに登場しました新作洋画のオープニング2日間興収は「エリザベスタウン」9798万円、「イン・ハー・シューズ」7287万円、「ダーク・ウォーター」3626万円とどれもぱっとしない出足になりました。と言ってもアメリカでの累計興収も2600万ドル、3200万ドル、2500万ドルだったのでまあこんなもの?「イン・ハー・シューズ」いい映画なんですけど...
そんな中さりげなく健闘しているのが11月3日から公開されている「ブラザース・グリム」。全米累計興収3700万ドルに対して11日間累計が6.28億円と最終10億円を超えそうな感じです。elizabethtown in_her_shoes dark 

「四月の雪」年内にDVD発売

「四月の雪」のDVD発売が12月29日に決定したようですね。劇場公開が9月17日なので約3ヶ月半でのリリース。かつては劇場公開からビデオ発売まで6ヶ月が常識でしたが、最近はハリウッド大作でも4ヵ月半くらいでリリースされるケースが見られます。この夏の作品では「バットマン・ビギンズ」が6月18日公開で10月28日、「宇宙戦争」が6月29日公開で11月9日、「スター・ウォーズ エピソード3」が7月9日で11月23日、等。RANKING
ただ3ヶ月半というのはかなり異例。ヨン様人気が2006年に入った途端に失速するとも思えないし、主婦の忙しい年末・年始に急いで出すのは??です。「私の頭の中の消しゴム」の14日間累計が「四月の雪」対比83%と急速に追い上げられているので、「韓国映画歴代興収NO1記録樹立」が使えるうちにリリースって考え??? SNOW-1
SNOW-2

キタノ版「三丁目の夕日」?

北野武監督作品「TAKESHIS'」。オープニング2日間の興収は5600万円。2003年の「座頭市」が最終興収28.5億円のヒットになるまで興行的には苦戦続きだった訳ですが、今回は2002年「DOLLS」(最終興収6.35億円)の73.8%、2000年「BROTHER」(同8.55億円)の52.7%、1999年「菊次郎の夏」(同4億円)の144%のスタートと「座頭市」以前のレベルに逆戻りしてしまいました。
芸術とビジネスは両立しない?見方を変えれば、5~10億円の間で安定した興収をあげている?世界のキタノは初めから映画で儲けようと言う気はなく、他で儲けた資金で自分の好きなものを作ることのできる、恵まれたクリエイターと言う所でしょうか?
次回作は団塊の世代の子供時代を描くとか?それって「三丁目の夕日」??「座頭市」の成功で考え方が変わった???

「ALWAYS 三丁目の夕日」 実力のトップ!

3chome この秋「容疑者 室井慎次」「NANA」の大ヒットに始まり、「タッチ」「蝉しぐれ」「この胸いっぱいの愛を」「春の雪」と全ての作品が1.5億円以上スタートの快進撃を続けてきた東宝が送り出した今年最後の実写作品「ALWAYS 三丁目の夕日」。オープニング週末興収2億1534万円でNO1スタート。と言っても今週は第2位の「私の頭の中の消しゴム」が前週対比99%、2億1524万円の驚異的な粘り強さで、約10万円の僅差。のってる会社は最後までやりますね。
この日記ではなるべく客観的に映画の商品価値の分析をするため、感想は意識的に書かないようにしているのですが、この作品については一言言いたい。素晴らしい!懐かしいだけではなく、いつの時代でも変わらなくあって欲しい人間同士のあたたかいつながりが描かれていて、どの人物も好きになります。自分的には特に鈴木オート、かっこいいオヤジです。

ディズニーでも苦戦!

pacif あっという間に1週間経ってしまいましたが、先週末公開されました「キャプテン・ウルフ」、244スクリーンで6300万円のスタートでした。1館あたりの土日興収は26万円。「ソウ2」115万円、「ガンダム」110万円の約5分の1...この手の作品は初めから捨てる会社も多い中、ブエナ・ビスタ社は結構がんばって宣伝していた印象ですが、やはりコメディー映画の日本での興行厳しいですね。
とは分かっていてもアメリカ本国で1億ドル以上興収のあがった作品を、日本のような大きなマーケットで未公開にする訳にはいかないのがハリウッドメジャー日本支社の宿命?ここ数年で同社が送り出した作品は「プリティ・プリンセス2」(9500万ドル)、「女神が家にやってきた」(1億3300万ドル)、「フォーチュン・クッキー」(1億1000万ドル)、「サンタクロース・リターンズ! クリスマス危機一髪」(1億3900万ドル)、「メラニーが行く!」(1億2700万ドル)等。見事なまでにどれもヒットしていない...「クール・ランニング」(古!)なんて例も10年に1回くらいはあるので、これからもがんばって下さい!、

「機動戦士ZガンダムII 恋人たち」

オープニング週末興収は1.18億円。前作の73%のスタート。と言っても前作より3割程度上映館が増えている為、1館あたりの興収は前作対比57%とダウン。それでも「春の雪」の1館当たり興収と比較すると1.5倍と効率性が高いことは高いのですが...
シリーズものの連続公開って案外少なくて、洋画では「マトリックス2・3」が5ヶ月で公開されたのを思い出しましたが、邦画では???「マトリックス3」も「2」の58%くらいでしたね。
本作は4ヵ月後の3月4日に「機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛」が公開決定だそうです。

妻夫木、しんのすけに敗れる?

harunoyuki 29日から公開になった「春の雪」。土日2日間の興収は1.85億円、3週前に公開になった同社の「この胸いっぱいの愛を」の118%と絶好調の続く東宝にしては不本意な出足。妻夫木「ローレライ」24億円、竹内「いま,会いに行きます」48億円、行定「北の零年」27億円の後だっただけに興行側の期待が大き過ぎたのかもしれません。文芸ものはそこそこはいくけど大ヒットにはなりにくいってことなのかなあ?
今年の東宝は興収50億円を超える作品はないものの、30億円以上の作品が「ポケモン」「交渉人 真下正義」「NANA」「容疑者 室井慎次」「電車男」の5本、以下「ローレライ」「星になった少年」「名探偵コナン」「戦国自衛隊1549」「東京タワー」「クレヨンしんちゃん」と続くので、今の感じでは「春の雪」の自社内トップ10入りはかなり厳しそうですね。
これが東映だったら「北の零年」「ワンピース」に続いて3位に入れるのですが...

「私の頭の中の消しゴム」2週目も順調

sonjyejin 2週連続NO1の「私の頭の中の消しゴム」。土日興収2.18億円、前週対比95.6%とほとんど落ちのない推移。「四月の雪」の2週目対比126%。9日間累計でも70%とじわじわ追い上げていってます。この調子で行くとヨン様の打ち立てた日本における韓国映画の興行最高成績の座は約2ヶ月であっさりと更新される可能性もあり???
と言うことはNO1,2韓国映画はソン・イェジン主演作品になるので、日本における真の韓国人マネーメイキングスターは彼女の方と言うことになるのかもしれません。

「ソウ2」全米NO1、日本では7位

saw2 今週末全米ボックスオフィスNO1に輝いた「SAW2」。2949館・3日間で3170万ドルの興収。前作が2316館で1830万ドル、最終興収5520万ドルだったので今回は1億ドル近くまでいけるか?
日本では67スクリーンで土日2日間興収が7743万円。前作はTOHOシネマズのみでの公開だったので46スクリーンでスタート、オープニングウィークエンド3600万円、最終興収3.1億円。今回は倍のスタートなので、最終6億円くらいいけそう?
それにしてもアメリカと日本のスクリーン数の格差、2桁違う!結果から見れば、今回は更に倍の130スクリーンで公開してたら興収も更に倍だったかも?意外に興収は一緒で、1館あたりの売り上げが半分になったりして??

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