がんばれ!ヨン様
先週末のボックスオフィスは「チャーリーとチョコレート工場」が土日2日間前週対比+7%で16日間累計興収24億円、「NANA」が23日間累計で28.5億円と順調なのに対して、「四月の雪」は前週対比ー45%。9日間で10.8億円とアクション映画並みの落ち込み。目標の「僕カノ」越えも楽々とは行かない模様。「SHINOBI」も9日間累計6.9億円。こちらも損益分岐点の20億円には赤信号が点滅です。
またチェーン公開された唯一の新作「がんばれ!ベアーズ<ニュー・シーズン>」は「ハービー」(1.7億円)の43%、トップ10圏外からのスタートとなりました。それにしてもあれだけアメリカでヒットした「ミート・ザ・ペアレンツ2」でさえ全米公開から約1年経ってようやくチェーン外での公開になるくらいアメリカ製コメディ作品の扱いが厳しい日本のマーケットで、全米公開から数ヶ月でみゆき座をメイン館として劇場公開されている本作。UIPの営業力が凄いと言うこと?それとも単なる作品不足?「ハットしてキャット」や「シンドバッド」の劇場公開中止から、ユナイテッド・シネマのみで公開された「クライシス・オブ・アメリカ」「ウィンブルドン」「プライド 栄光への絆」とシネコン中心のブッキングを経て元のパターンに戻っただけでしょうか?
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コメント
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初めまして!
TBどうもありがとうございました。
「四月の雪」現在、苦戦しているのですね。
韓国映画の新記録は打ち立ててほしいところですね。
実は、私もまだ見てないのですが(^^;)、そろそろ落ち着いたようなので、行ってみようと思います。
投稿: 龍 | 2005年9月27日 (火) 22:27
初めまして。こちらこそコメントありがとうございます。
「四月の雪」興行側の期待が高すぎたのかもしれませんね。
17日間の累計が11.5億円。「僕カノ」が10.9億円だったので、落ちがきついと新記録は結構微妙かもしれません。
自分は作品見ましたが、ヨン様ファンのシニア女性には淡々としすぎていて退屈かも?
投稿: てきさす | 2005年9月28日 (水) 21:19
初めまして!「四月の雪」観て来ました。私はイランや中国の映画等アジアの映画が好きで、この映画は韓国というよりアジア映画に属するものと思います。泣かせる、感動する、面白い、という陳腐なコピーに飽き飽きしている人向き。UIPの宣伝コピー、全然合っていないと思うのは私だけ?もう少し違う視点で宣伝コピーを作ってほしかった。受身で観に来るシネコン上映はちょっとどうかな??ミニシアターで観たかった。映画はとてもGOODでしたよ~!
投稿: ゆう | 2005年9月29日 (木) 08:51
はじめまして。「チャーリーとチョコレート工場」、日本でもヒットして、ファンとしてはとてもうれしく思っています。アメリカで公開されてからは、毎日Box Officeを見ていました。日本では興収をあまり明らかにしていないので、こちらで知ることができ安心しました。私が心配してもど~にもなりませんが(^^;)そして多分22日から「コープスブライド」が公開になります。トロント映画祭やアメリカでの評判もいいので、こちらもヒットしてほしいです。またおじゃましますので、よろしく。
投稿: くろ | 2005年9月29日 (木) 23:20
>ゆうさん
初めまして。コメントありがとうございます。
「四月の雪」もしかしたらヨン様主演じゃなかったら意外に評価高かったかもしれません。でも劇場公開されなかったかもしれませんが...
>くろさん
初めまして。コメントありがとうございます。
おっしゃるようにアメリカのボックスオフィスってインターネット等で簡単に検索できますが、日本の場合週間ランキング程度で、細かい情報は手に入りにくいですよね。「コープス・ブライド」アメリカでは先週末のボックスオフィス2位で健闘していますね。見た人に言わせると泣けるラブストーリーに仕上がっているらしいです。今回はストップモーションアニメながら大人向けなのかもしれません。
投稿: てきさす | 2005年9月30日 (金) 23:01